ハロウィーンと死者の日はまったく別物
10月31日は夜のお祭り「ハロウィーン」
11月1日はメキシコの祝祭「死者の日」
ハロウィーンと死者の日はまったく関係がないのですが、ジャック・オー・ランタンと骸骨というモチーフが似ていたり、パンプキンとマリーゴールドの色が似ていたり、日が近いせいもあってか、関連行事だと思っている方も多いようです。
この2つの祭りとたおやの繋がりを、食べものという観点から見てみると――
メキシコを代表する青唐辛子「ハラペーニョ」を使ったピカンテを取り扱っているので、死者の日のほうがちょっとだけ縁がありそうです。
(ピカンテのハラペーニョは愛知県田原市産です)

ピカンテ醤油(販売元/画像提供©️zipolite)
死者の日に飾られるカラフルな祭壇には、故人が好んで食べていたものや飲み物が供えられるそうです。そしてこの日に欠かせない食べものが、死者のパン(パン・デ・ムエルト)。

死者のパンは砂糖がかかった丸型のパンに、骨をモチーフにした飾りがほどこされています。一口頬張ると、オレンジの香りと甘さが口に広がってとてもおいしいそうです(食べてみたい)。
では、ハロウィーンの食べものを考えてみると?
パンプキン料理はすぐ思いつくところですが、ほかに何か伝統的な食べものがあるのか調べてみました。
ハロウィーン発祥の地、アイルランドでハロウィーンの日に作られる代表的なものとして「コルカノン」という食べものがありました。
コルカノンはマッシュポテトにキャベツやベーコン、香草などを加えてまぜて、牛乳やバター、塩などで味付けした伝統料理。
今回はこのコルカノンを作って、少量のピカンテ オリーブオイルを混ぜていただいてみました。

そのまま食べても美味しかったですし、ピカンテを混ぜると柔らかな味わいの中にピリリとハラペーニョが効いて、ビールやワインとも相性がよいおつまみになりました。バゲットに載せればしっかりとした食事としても大満足。
野菜やじゃがいも系の料理を一品作りたいときに、今回食べたコルカノンはキャベツがいい味を出していて、ポテサラとはまた違ったコクや味わいがあっておすすめです。キャベツではなくケールを混ぜてもよいみたいですよ。
季節ごとのお祭りを食べものの観点で楽しむのも面白いですね。また、なにかとお祭りごはんをレポートしていきたいと思います。